ほくろのレーザー治療の種類

炭酸ガスレーザー

このレーザーの特徴は、水に吸収されやすいことです。
その性質により、水分を多く含んだ皮膚組織やその周りの部分を蒸散させてしまうのです。
その原理を簡単に説明すると、
1.レーザーを照射
2.レーザーの当たった部分の組織内から、その水分が水蒸気として放出される(蒸散)
3.ほくろの細胞は、内圧によって一瞬で焼却される
4.新しく皮膚が形成される

組織周辺の血液など体液は、レーザーによって一瞬で凝固してしまう為、出血の心配もほとんど無いそうです。

このレーザーはほくろの色素細胞であるメラノサイトを破壊・除去するので、皮膚表面に近い部分に対象細胞がある場合には一回の施術で除去が可能です。しかし、メラノサイトが奥の方にある場合には除去しきれずに数回に分けた施術や、Qスイッチヤグレーザーとの併用となるわけです。

Qスイッチヤグレーザー

このレーザーは、ほくろの色素細胞であるメラノサイトではなくメラニン色素だけに反応し除去するものです。比較的浅い部分にあるメラニン色素に有効なので、シミに似た様な、表面が平らなほくろによく使用されます。
しかし、メラニン色素を含まない母斑細胞には向かない為、ほくろ治療を行う際の第一選択にはならないそうです。

そこで行われるのが、炭酸ガスレーザーとの合わせ技です。

炭酸ガスレーザーでほくろの盛り上がりを削り取り、Qスイッチヤグレーザーで残された色素部分を取り除くことで、再発の可能性もぐんと低くなるのです。